お金儲けが出来ない5つの原因(四つ目)

前回は、「お金儲けが出来ない原因は、提供価格が適正でないからではないですか?」というお話をしました。今日は、「お金儲けが出来ない原因は、ターゲットが悪いからではないですか?」という質問です。

4.ターゲットが悪い

「なかなか売れないからも儲からない」という場合もありますが、なかには「売っても売っても儲からない」といいうこともあります。

提供価格が価格が適正であるにも関わらず、利益が出ない場合には、売るターゲットを間違えている可能性を考える必要があるでしょう。

その前にあなたは、あなたの売る商品やサービスが、誰に必要とされているものかを本当に把握していますか?ただ「20代後半の主婦」とか「40代前半の男性サラリーマン」とくくっていませんか?

「25歳から30歳までの主婦で子供が一人で3歳から5歳、世帯年収が500万円程度の人」とか、「39歳から45歳までのサラリーマンで課長、3000万円のマイホームを持っているが1年以内に起業しようとしている人」など、どれほど細かくターゲットを絞っているかは非常に重要です。

ターゲットを絞れば、ウェブサイトや広告でも、そのターゲットへ語りかけたメッセージが送れます。ターゲットが間違っていなければ、ターゲットを細かく絞っていないときと比べて、何倍にも効果がでることは、既に実証されています。


ターゲットを細かく絞っているにも関わらず、反響が悪く儲からないのだとすれば、あなたの商品やサービスはあなたが思っているターゲットのニーズ(必要性)を満たすものではないのかもしれません

また、ターゲットが少し違うのかもしれません。その場合は、ニーズがあるターゲットを見つけるまで、根気よくテスト・マーケティングを繰り返す必要があるでしょう。

そしてもう一つ。ターゲットが悪いというのは、別の意味もあります。それは例えば、価格勝負をし過ぎるなどの理由により、「利益の出ない消費者」をターゲットにしてしまうケースです。

このケースでは、「値切られて利益が無くなる」とか、「クレーマーのような購入者が多い」、また「薄利でキャンペーンを打ったときしか購入してくれない」という消費者を集めてしまい、結果、どれだけ売っても儲からないという悪循環に陥ることが多いです。

これは「売れない恐怖」から、まずは開放されて、「利益が出て儲からないなら売れないほうがマシ」というスタンスへ切り替える必要があるでしょう。

あなたも、一度ご自身の商品やサービスのターゲットについて、考えて見られるのはいかがでしょうか。さて、次回は、最終5つめの「お金儲けが出来ない原因は、キャッシュフローが悪いからではないですか?」という質問です。


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