お金儲けが出来ない５つの原因（一つ目）
あなたが、「自分はお金儲けが出来ない」と悩んでいるのだとしたら、その原因を知ることは、とても大切なことです。ただ単に「お金儲けが出来ない」と言っても、その原因は様々なところにあります。
- お金儲けが悪いという意識がある
- なぜお金が儲かるのかが判ってない
- 提供価格が適正でない
- ターゲットが悪い
- キャッシュフローが悪い
あなたは、この５つの中で思い当たるものがありますか？順番に説明して見ていきましょう。まず最初は、「お金儲けが出来ない原因は、お金儲けが悪いという意識があるからではないですか？」という質問です。
１．お金儲けが悪いという意識がある
これは、あなたの事業モデルの問題ではありません。あなたの中に、「お金は汚い」とか「お金を儲けることは悪」というように、お金に対してネガティブなイメージはありませんか？
日本人は、昔から「貧しい・質素＝いい人、善良な人」、逆に「金持ち・贅沢＝悪い人、ずるい人」というような、偏ったイメージを持っています。これは、昔話や童話の中にも見られます。
テレビや映画の中でも、なぜか同じ図式多いように思います。そして、このようなお金に対するネガティブなイメージは、知らず知らずのうちに、多くの人の潜在意識（無意識の意識）に刷り込まれています。
そして私達人間は、「潜在意識の奴隷」と言われるくらい、この潜在意識が思っている通りの行動をします。潜在意識が、「お金は汚い」、「お金持ちは悪い人」、「お金持ちになったら、みんなから嫌われる」などのイメージを持ってしまえば、それを必死に避けようとするのです。
すると、どうなるでしょうか。実は、「その通りになってしまう」のです。この「潜在意識が、具現化する」という考えは、成功哲学の原則とされていますので、ここで論じることではありません。
あなたは、詐欺を働きますか。あなたは、泥棒をしますか。あなたは、殺人を犯しますか。いいえ、しないでしょう。なぜなら、それはあなたの中で（潜在意識の下で）、それは「悪」と判断されているからです。
同じようにあなたが、お金に対して、良くないイメージを持ってしまっていれば、どれだけ頑張っても、残念ながら「お金儲け」は出来ません。なぜなら、それは、あなたの中では、先程の犯罪同様に、「悪」と判断されるからです。
もし、あなたに当てはまる部分があるのなら、自分の中にある「お金に対するイメージ」を意図的に塗り替える必要があります。例えば、お金持ちの人が本当に悪人なのかどうか、伝記などで調べてみてもいいかもしれません。
お金はただの手段に過ぎません。それに、良いも悪いもないのです。ナイフも、車も、それぞれ手段です。普段は、便利な生活の利器ですが、使い方を誤れば、凶器になります。
それと同じで、問題は目的です。何のためにお金を使うかで、結果はいくらでも変わります。ですから、ただの手段に過ぎないお金に、イメージを持つこと自体おかしいと私は思います。
さて、次回は、２つめの「お金儲けが出来ない原因は、なぜお金が儲かるのかが判ってないからではないですか？」という質問です。
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