個人投資家になるには?必要なたったひとつの素質

個人投資家になりたい人は多いようです。しかし、個人投資家と言うと、個人で投資をする人全てを含んでしまいます。例えば、不動産や株式で運用する人もいますし、為替や金銀などの貴金属や債権など、数えればキリがないくらいあります。

たくさんの運用法がありますが、実は、個人投資家全てに共通していていることが、ひとつだけあります。このひとつをあなた持っているかどうかで、あなたが個人投資家になれるかどうかが決まると言ってもいいでしょう。

それは、「頑張っても頑張っても、報われないことが当然のようにあり、利益も損も全てそれは自分の責任である」という事を、本当の意味で受け入れられるかどうかということです。

どのような運用をしても、投資である以上、思った通りの運用ができないことはあります。会社に行って働けば、現場に行って動けば、とにかく死に物狂いで働けば、少ないながらもお金が入ってくるという感覚を持っている人は、この「頑張ってもお金が減る」ということを、なかなか理解できません。


お金が増えるのは、頑張ったからではなく、あなたが投資したものが、あなたの思った方向へ進んだというだけのことです。どれだけ頑張っても、あなたの思った方向と逆に進んでしまったら、儲からないばかりか、最悪の場合には、投資したお金全てを失ってしまいます。

これを、人のせいにしてもいけません。稀に「あの人の言う通りに投資して失敗した!」と怒っている方を見かけますが、このような方は、個人投資家の素質がないと思います。誰が言ったにせよ、それを選択する権利は、みんなに与えられています。それを受け入れられなければいけません。

あなたが漠然と、個人投資家になりたいと思っておられたなら、まず最初にこの「頑張っても頑張っても、報われないことが当然のようにあり、利益も損も全てそれは自分の責任である」という事を受け入れることができるかを、自分に問うてみてください。

どうですか?あなたが、「はい」と答えることが出来たなら、個人投資家の素質があると思います。次は、どのようなもので運用するかを決めればいいのです。もしかすると、いつか、私と同じようにスタートアップの起業家を応援するエンジェルとして、個人投資家になっておられるかもしれませんね。


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