資金計画が悪い社長に出資しない理由とは

創業までの間、または新規事業を展開するにあたり、資金計画を綿密に立てておくことは、とても重要です。それは、円滑に事業を進めるためだけではありません。

資金計画が順調であるかどうか、また、それに沿って物事が進んでいるかどうか、と言うのは経営者の人間性を見る上で大きな判断基準となるのではないかと、私は思います。実際、十分な担保があった場合でも、付き合いのある銀行がある場合を除き、早急な資金調達は難しいのが現状です。

私も、出資者を募集されている起業家の方とお話しさせて頂く際、資金計画を拝見させて頂くことがあります。中長期に渡り、無理のない資金計画を立てられているものもあれば、思わず言葉を失うようなものもあります。

しかし、私は基本、その計画を裁くことが目的ではなく、出資するかどうかを判断するだけですので、あまり指摘することはありません。あまり無理な資金計画を立てると、その事業を遂行できなくなるだけでなく、その資金計画を立てて実行している経営者も巻き込み、マイナスの判断をする材料となってしまいます。

私はエンジェル投資家として、このような場面に直面した場合、ビジネスプランは魅力だけど、経営者の人間性で投資実行を見送る事もあります。人間性といっても、いい人悪い人と言う基準ではなく、計画実行力といいましょうか、適切にプランを立てて物事を進める能力という意味の人間性です。

もし、あなたが今、資金計画を立てられてる最中だとしたら、あまり無理のないプランを立てられる事をお勧めします。資金計画ができたら、一度私とオンライン面談をしましょうか？いつでもご予約お待ちしております。

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