増え続ける主婦の起業家たちの起業年齢

起業するのは、やはり男性が多いですが、最近では女性の起業家、特に主婦の起業が増えているようです。私も、日々、エンジェルとして、投資して欲しい起業家の方と面談していますが、主婦起業家の方が、毎月数名はいらっしゃいます。

少し偏見もあるかもしれませんが、男性は、仕事に没頭していれば、世間的にある程度の言い訳が出来ます。誤解を恐れずに言えば「仕事が忙しくて」と言っていれば、ある程度は許されます。

しかし、主婦はそうはいきません。パートに出ながら、育児に掃除や洗濯をしながら、食事まで作らなくてはいけません。よく男性(特に旦那・夫)は、女性(特に主婦・妻・奥さん)から、「男は働いてるだけでいいから、羨ましいね」と(影で)言われていますが、仕方がないように思います。

さて、そんな主婦の方の中で、子供の手が離れたのを期に、昔、経験した職業を活かしたり、インターネットを使ったビジネスを初めたりして、起業されるケースが多くなってきました。

パート勤めであれば、体力的などの理由もあり、年齢がネックになることもありますが、自ら起業するのであれば、年齢の制限は一切ありません。起業からである自分自信が望めば、いつまでも現役ですし、事業が軌道に乗れば、自らは一線から引いて人を雇っても構いません。

起業の動機は様々ですが、私の身近にいらっしゃる主婦の起業家は、「小学生だった子供が、下校する時間に家に居てあげたかったので、それを実現するために30代で起業した」と仰っていました。


もちろん起業するのに、年齢は関係ありませんが、主婦の起業の場合は、この主婦のように、子供がある程度大きくなって時間が出来る年齢、25歳〜45歳(20代後半から40代前半)での起業が多いように感じます。

しかし、起業するにあたって、起業する年齢以上に、もっと気をつけなければならない事があります。それは、何でしょうか?それは、「あまり自分にフォーカスし過ぎないこと」です。

人は、どうしても、自らの年齢や環境など、自分の事にフォーカスしてしまいがちですが、一番大切なのは、自分ではなく、「自分が提供するサービスやものが、必要とされているかどうか」というところです。

ここを、取り違えると、ただの自己満足になり、起業は失敗に終わってしまいます。私は、これから、主婦を頑張りながら起業されるあなたに、このような失敗はして欲しくありません。

ですから、起業前はもちろん、起業後も絶えず「本当に自分は、人が必要としているサービスやものを提供できているだろうか」と自問することを忘れないでください。

そこまでの準備ができたら、あとは自信を持ってスタートするだけです。もし、起業にあたり資金が不足する際には、私達エンジェル投資家を含む、個人投資家に出資の募集してもいいでしょう。あなたの起業を応援してます。頑張ってください!


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