経営者意識を持って仕事をしているサラリーマンは伸びる

私が会社員をしていて、サラリーマンだった頃「サラリーマンの時から、経営者意識を持って仕事をしていると、起業する際には役に立つし、起業しなくても、自分が成長するスピードが違う」と言われていました。

この「経営者意識」とは、いったい何のことでしょうか?私は、「自分がこの会社を経営していたら、どのように考えて、どのように行動するだろうか」と、常に考える事だと思っており、そのようにしていました。

経営者意識でいると、自分が経営者(という設定)なのですから、愚痴や文句は無くなります。誰かのせいにする事は無くなり、何があっても「全ての原因は自分にある」と考える様になります。自分が経営者なのですから、これは当然の考え方です。

また、経営者意識を持っていると、「ちょっとサボってやろうか」とか、「電車代や出張費を水増し請求しよう」という考えにもなりません。自分が経営者なのですから、これも当然の事でしょう。

もちろん、実際の経営者ではありませんから、殆どの場合、自分が会社の意思決定に関わることは無いでしょう。しかし、いつか起業しようと思っている方にとっては、とてもいいシミュレーションになるでしょう。


経営においては、自分が経営者意識を持って出した結論と、実際に会社の経営陣が出した結論、それぞれがどうなるのか、答え合わせも出来ます。会社員でありながら、起業前から経営の経験が出来ているのと同じです。

またもし、あなたに起業するつもりは無いとしても、経営者と同じくらいの意識で仕事をしている人が、そうでない人より、頭一つ出ない理由がありません。あなたは必ず成長しますし、それを見た会社も、あなたを重要なポストに起用するでしょう。

このように、「絶えず経営者の意識を持って考え、また行動する」と言うのは、とても良い結果を生みますので、私はお勧めしています。そしてこれは、実は「会社員でサラリーマンをしている人」だけではないのです。

あなたがアルバイトやパートタイマーでも、会社の経営者意識を持てるでしょう。あなたが、中学生や高校生、また大学生なら、学校の理事長意識を持てばいいのです。また、あなたが主婦であったとしても、普段行っているスーパーの店長意識を持てるかもしれません。

「経営者意識」は、誰でも、どこでも持てるものです。そして、自ら「経営者意識」を持って考え、行動した人を、必ず成長させるのです。あなたも、身近になれる経営者を探して、「経営者意識」を持ってみてはいかがでしょうか?


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