1円持っていれば、誰でも起業できます

今日のお話は、あなたの発想を、柔軟にして読んでください。

よく「起業するのに、いくら必要ですか?」と質問される方がいらっしゃいます。最低でも10万円、100万円、いや1000万円くらい必要でしょうか?私は、1円あれば十分だと思っています。ちなみに、この話は「1円を資本金にして会社を設立する」という話ではありません。

では、「起業するためのお金は、1円あれば十分だ」と私が言い切る理由を挙げますね。この話をする前に、まず「起業とは何を指すの」という部分を、明確にしておく必要があるでしょう。私が言っている起業とは、「何かのサービスやものを、通貨と交換する行為を、続ける事」だと思っています。

ですから、税務署に個人事業主として開業の届けを出さなくても、法務局に株式会社として登記しなくても、誰でもいつでも起業できるのです。あとは、どうやって「何かのサービスやものを、通貨と交換するのか(お金を稼ぐのか)」という部分だけです。そこで、私が今、1円玉1枚しかない状態に置かれたとしたら、どのように起業して、お金を増やすことが出来るかを即席で考えてみました。


パチンコお守り

まず自分の1円玉を、前日、パチンコで勝った友人の1円玉と交換してもらいます。そしてその1円玉を「パチンコに勝てるお守り」として、100円で売ります。すると原資が100倍に増えます。その100円を、また1円玉に交換すると、100枚になりますので、100枚の「パチンコに勝てるお守り」が出来ます。これをすべて売り切ると、1万円の出来上がりです。

パンク修理専門人

自分の1円に加え、他の99人から、利益は全員で山分けの約束で、1円づつ集め100円にします。100人から1円ずつ集めた100円で、100円ショップに行き、自転車のパンク修理キットを買います。あとは自転車屋さんの前で、パンクした人が修理に来るのを待ち、自転車屋さんの半額程度の300円で修理してあげます。この300円を原資に、同じことを繰り返して、お金を増やしていきます。

結婚相手募集!

「私の1円に結婚相手を探しているんですが、あなたの1円とお見合いさせてもらませんか」と言って、街中練り歩きます。もちろん、殆どの人に無視されるでしょうし、時には、冷たい言葉で罵倒されるかもしれません。でも、中には「お見合い」させてくれる人もいるでしょう。そうすれば、後は「お互い気に入ったようですので、結婚しますね」といって、同意を貰えたら自分の財布に収めます(笑)。これを繰り返せば、お金は増えていきます。



少し強引だったかもしれませんが、頭を柔軟して考えれば、1円でも起業することが可能なのです。極端な話、1円も持っていなくても(例え0円でも)起業は可能かもしれません。起業することと、お金があることは、何の関係もないのです。さあ、あなただったら、1円でどんな起業をするでしょうか。よければコメント欄に書いてみてくださいね。


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