起業アイデアはあるけど何から始めればいいのか分からない
「起業アイデアはある、でも、起業までの道筋が見えない、何から手をつけていけばいいか判らない」と悩む人は多いようです。しかし、起業家が悩むべきところは、そんなところではありませんので、早くスッキリしてもらうために、私の経験に基づいて、整理して書いてみますね。参考になれば、嬉しいです。
ステップ1・起業アイデアの閃き
ある人は、お風呂で起業アイデアを閃いたと言います。ある人は、友人と話している中に、ヒントがあったと言います。私の経験から言って、起業アイデアは、「考え抜いてから出る」というものではなく、「ある時降りてくる」というほうが、多いような気がしています。
ステップ2・需要を調べる
起業のアイデアが閃いたり、起業のヒントを得た瞬間は、天にも昇る気持ちになります。「ああ、やったよ!私、見つけちゃったかもしれない!」と思います。しかし、慌てないでください。
起業アイデアがどれだけ素晴らしいものでも、それを必要とする人が居なければ、ビジネスにはなりません。「必要とされているはず」という先入観で見るのではなく、本当に必要とされているものなのかを、あらゆる方面から検討するようにしましょう。
ステップ3・リスクとリターンを試算する
需要があると判ったら、それが、どれだけのお金や、どのような人材が必要で、どれだけ利益が出て儲かるのかを、計算してみましょう。私たちは、「儲ける」とか「稼ぐ」と言うと、何か悪いことのように刷り込まれてきましたが、そのような先入観も捨ててください。「儲ける」ことは、決して悪いことではありません。なぜなら、お金を儲けることで、必要とされているサービスを、世に提供し続けることができるのですから。
そして必要なものと、得られる利益が想定できたら、その利益が、リスクに見合ったものかどうかを、今一度考えてみましょう。起業家のあなたの時間を使い、実行するのです。人生の時間を使う価値が、本当にあるものかどうかを、熟考してみましょう。
ステップ4・必要なものを調達する
リスクとリターンが受け入れられると思ったら、後はもう考えることはありません。実行に向けて、必要なものを調達していきましょう。人が必要であれば、人を雇いましょう。時には、有能な人材を、口説くことも必要でしょう。お金が必要であれば、日本公庫(日本政策金融公庫)からの創業融資や、エンジェル投資家などの投資家から、出資を募ってもいいでしょう。
ステップ5・実行する!
こうして、晴れて必要なものが集まれば、あとは実行するのみです。起業するのに、会社を創るかどうかは、特に問題ではありません。最初は、個人事業主として、起業してもいいのです。形に囚われることなく、前進してください!あなたの門出を、応援していますよ!