起業を考える場合、どこで学んだり起業準備をしたりするの？
日々、多くの男性や女性が決意し、起業していきます。毎日、日本のあちこちで、新しい起業家が生まれているのです。きっとあなたも、その一人になろうと決められたのでしょう。
さて、決意したのはいいものの、起業を考えている人は、どこで学べるのでしょう。また、どこでその準備ができるのでしょうか。起業する前には、専門学校や自動車教習所のようなところはあるのでしょうか。
インターネットで検索してみると、起業家の学校のようなものはあるようです。しかし、私は「起業は、学んだり準備したりするものではなく、経験が必要」だと思っています。誰かに学んで「はい、あなたは卒業です。資格があります」と認定してもらうようなものでは無いのです。
日本人の多くは、「何かをするなら学校のような所に行って、そこで先生のような人に認めてもらって、卒業してからスタートする」というような、商業的なモデルに慣れさせられているように思います。そのため、少し、慎重すぎたり、準備が長すぎたりする傾向にあるのではないでしょうか。
少し乱暴な言い方をしてみましょう。誤解を恐れずに言えばこういうことです。
そもそも、起業するのは簡単で「何かを１００円で買って２００円で売るということを続けるだけ」なのです。それだけで、起業しているという状態になります。これは、私の知っている小学生でもしています。
彼は、小学校に通う５年生ですが、１００円で１２個入っているお菓子を買うと、すぐにその箱を開けて、中のお菓子をバラ売りします。彼は、そのお菓子が欲しいけど「１２個も要らない」とか「１００円は高いから買えない」という友達に、１つ１０円で売るのです。これでお菓子が完売すると、１００円で仕入れたものが、１２０円になるのです。
どうですか？これでも立派な起業だと思いませんか。もちろん、あなたのビジネスは、このように単純なビジネスモデルではないでしょう。しかし、何も難しく考えることはないのです。まず、一歩踏み出してみて、その中の経験を通して学んでいくことが一番の近道だと、私は思っています。
「その前に準備期間を」とか、「まずは学校に行って」と言って時間やお金をかけるくらいなら、まずはスタートしてみることをお勧めします。実際の経験は、学校などで学ぶスピードの１０倍の速さで、且つ１００倍の事が学べますよ。さあ、あなたも勇気を出して、起業へ一歩踏み出してみませんか？