大学に行くか起業するか悩む高校生

高校2年にもなると、大学に行こうかどうか、迷うことになると思います。私は大学はおろか、高校さえ出ていませんので、そのような迷いを持ったことは無いのですが、普通は、大学受験を控え迷う時期でしょう。

大学に行くか就職するかではなく、大学に行くか起業するかを迷うということは、サラリーマンに対して、あまりいい印象がない、もしくは、周りに事業をしている人が居て、その人のようになりたいと思っているのかもしれません。

大学に行くほうがいいのか、起業するほうがいいのかという質問に、正解はないと思いますが、もし私に質問されたとしたら、どう答えるかなと考えながら書いてみます。まず大切なのが、「起業して何をするの」ということです。これを最初に確認する必要があると思います。

「大学に行くか起業するか」と考えてる時点で、あまり具体性がないので、もしかすると「どうして起業するのか」が決まっていないのかもしれません。あなたがもし、「いつかは事業をしたい」と思っているのだとしたら、いまから2〜4年間、大学に行っている時間が勿体無い、無駄になってしまうかのような気になるのも、うなずけます。

しかし考えてみてください。


そもそも起業は(大学も同じですが)、それ自体は目的ではなく、ただの手法(方法)でしかありません。例えば大学は、一般的な教養や専門的な分野を学ぶための手法(方法)かもしれません。

同じく起業も、必要とされているサービスや商品を提供するための、ひとつの手法(方法)にしか過ぎません。ここを取り違えると、大学に行くことや起業することが目的となってしまい、本来の目的を見失ってしまいます

そうならないためにも、一度「私はなんのために大学にいきたいのか、または起業したいのか」ということを、自分に一度問いかけてみるのがいいのかもしれません。

その結果、あなたがまだ、必要とされているサービスや商品を提供するが判らない、はっきりしないというのであれば、大学に進んでみて、知識や見識を増やすのもいいのかもしれませんね。


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