会社員を退職する前に「人に任せる癖」を直しなさい

会社に属しているなら、部下や同僚に任せっきりにするのも、ひとつの方法かもしれません。自分があえて手や口を出さずに好きにさせておき、委任してしまうのです。このような方法は、人の責任感を育てたり、また短期間での成長を促すには、一定の効果があると言えるでしょう。

しかし自分が起業した際に、サラリーマン時代と全く同じような感覚で、人に全てを任せっきりにしていると、往々にして痛い目を見ることがありますので注意が必要です。

あなたが会社員なら、例えば自分が部下や同僚へ一任した結果が多少悪くなったとしても、それを個人として補填・充塡したり、また賠償したりすることはほとんどありません。

ところが、会社員を退職して自分で起業した後はそうはいきません。ひとつひとつにおける結果はもちろんのこと、会社に関わる全ての責任を自分で負うことになるのです。

いままでは「数字のことはよくわからないので経理に聞いてください」と言えたことでも、当然、自分が全て把握しておく必要があるでしょうし、「営業はもっと利益率の高い仕事を取ってこい」とは言えず、それも自分で探してこないといけません。

特に、創業間もない最初の頃は、営業から経理、雑用から現場、そしてもちろん資金繰りまで、全て自分一人でする位の覚悟が必要ではないかと、わたしは思っています。

起業して会社を立ち上げると、名刺には「代表取締役」とカッコよく書けます。しかし、その程度の喜びには見合わないくらいの苦労もついて回ります。あなたはそれでも、起業する覚悟がありますか?

あなたがもし、今、起業する前の段階で、何か自分で苦手と感じるジャンルがあるのだとしたら、それをできるだけ克服するようにしておくのがいいでしょう。数字が弱い人は数字を、分析が弱い人は分析を、営業が苦手な人は営業ができるようになっておくようにするのです。

そうすることで、独立して起業した時に人に依存する必要が減りますから、利益も増えますし自信も付いてくるでしょう。出来れば会社員時代のように、「人任せ」とならないように心掛けてください。

さて、今日はすこし「起業することの大変さ」にフォーカスしてみました。これは大袈裟ではなく、事実です。しかし起業することには、その大変さを超えた醍醐味もたくさんあります。そして覚悟を決めて飛び込む起業家を、わたしは個人投資家として応援していきたいと思っています。

エンジェル投資家なかいてつや:-)

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