株式公開を目指すスモールビジネスに出資
スモールビジネスへの出資を募っておられる起業家の方で、株式公開を目指される方も多いですね。私もオンライン面談の中で、この「株式公開」の言葉は、よく耳にします。
もし、自分が出資者となったスモールビジネスが、株式公開まで行ければ、大きな利益を手にすることとなりますので、「株式公開を目指しています」というだけで、少し良い意味で色眼鏡をかけてみてあげる方もいるのかもしれません。
そういう私自身、まだ自分が出資したスモールビジネスが、株式公開まで行った経験はありません。いつか、株式公開を経験をさせて頂ける会社に出会うのかもしれませんので、楽しみですね。
しかし、どのような会社でも、株式公開できるわけではありません。株式公開する意味のない会社、つまり、資金が集まったからといって大きく成長できる可能性のない会社が、株式公開を目指しても、いい結果を期待することはできないのではないでしょうか。
また、株式公開前の資金を、ベンチャーキャピタルなどからの出資により調達しようとした場合、あなたの出資比率が低ければ、あなたの発言が通らず、株式公開に向けて思い通りの資金調達ができないことも考えられます。
起業コンサルティングの場合は、いろいろ一緒に考えさせて頂くこともできますが、オンライン面談の場合は、その目的が「出資に向けた話を続けるかどうかの面談」となっていますので、時間的にもお話しできる範囲は限られてしまいます。
オンライン面談で出資者を募集されている起業家と面談させて頂くときに、株式公開を目指されるという話がでれば、その必要性や、資金調達について質問をしますが、残念ながら考え抜かれたスモールビジネスは少ないのが現状です。
あなたがもし、株式公開を視野にいれたスモールビジネスをスタートされる予定で、出資者を単発または段階的に募っていく予定であれば、株式公開に向けた資金の調達の方法や仕組みについて、しっかりと考えておかれた方がいいかもしれません。
その内容については、いずれ出資者に説明する必要が出てきます。株式公開の必要性や資金調達をあなた自身が把握していなければ、せっかくの出資のチャンスを逃してしまうかもしれませんよ。私も現在、起業コンサルティングも行っていますので、よければご利用くださいね。
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