起業に成功する割合は全体のどれくらいでしょうか?

毎年多くの人が起業します。そして、もちろんその中で、成功する人と失敗する人がいます。では、起業に成功する人の割合は、全体のどれくらいでしょうか?

実は、この起業の成功率には、一律何パーセントという答えはありません。なぜなら、この答えを出す前に3つ、はっきりさせておくべきポイントがあります。では、順に見てみましょう。

あなたの経験

あなたは、今から起業しようとする分野において、どれほどの経験を持っているでしょうか。あなたは、自分がサービスや物を提供しようとしている顧客について、経験を通してどれほど知っていることがあるでしょうか。

あなたが提供するビジネスには、必ず類似するサービスがあります。あなたは、そのサービスの後発として起業するのです。あなたが自分の経験を通して、他のサービス以上に顧客のニーズに合わせることができるなら、成功する可能性は高いといえるのはないでしょうか。

資金計画

あなたは起業後、どれくらいのお金が必要か計算してみる必要があるでしょう。あなたが提供するサービスによっては、お金をもらうのが数ヶ月後になるものもあるでしょう。


例えば、今月サービスを提供しても、お金を入金してもらうのが来月や再来月の場合、その間の数ヶ月間、あなたは自分の生活費を、どのように捻出するのでしょうか。このような考え方を、キャッシュフローといいますが、キャッシュフローを考えた資金計画が出来ていないために、成功から離れてしまうケースも少なくありません。

自分にとっての成功

さて、最後は一番大切なことです。そもそも、あなたにとって「起業の成功」とは何でしょうか?実際、この質問を投げかけると、多くの人は成功の定義を即答できません。

ある人にとっての成功、例えば月額数万円の利益が、ある人にとっては失敗なのかもしれません。あなたが求める成功をしっかりと具体化して、「起業してここまで行くのが目標」「ここライン以下なら失敗と見切って仕切り直す(または諦める)」というのを決めておくといいかもしれませんね。



以上の3点をしっかりと考えた上で、起業に成功する割合を考えると、成功率は格段に高く過半数は成功するのではないかと思います。あなたも、あなたの成功を目指して頑張ってください、応援していますよ。


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