◯◯屋を開業したいけど周りから無理だとバカにされます

◯◯屋の「◯◯」には、あなたの開業したいお店を入れてくださいね。例えば、「雑貨屋を開業」とか「花屋を開業」という感じですね。

さて、この手の話、「雑貨屋を開業したいけど周りが反対する」とか、「花屋を開業したいけど、儲かるわけがないとバカにされる」は、よく聞きます。実際、私も、投資して欲しい起業家の方とお話ししますが、同じような話を聞くことがあります。

「失敗する」とか、「無理だ」とか、「バカ」と言われて、いい気持ちになる訳がありません。しかし、起業家として開業を目指すあなたは、そのような言葉で落胆する必要はありません。その理由は、次の通りです。

その人には開業経験がない

起業家のプランに対して、「失敗する」とか、「無理だ」とか、「バカ」といっている人は、開業経験がありません。会社員でサラリーマンをしているとか、パートやアルバイトをしている、または主婦かもしれません。どちらにしても、開業経験がない人です。その人に相談する自体が間違いです。

それは、魚屋に携帯電話を求めたり、クレープ屋で靴を求めたり、居酒屋で自転車を求めたりするのと同じくらいの間違いです。相談するのは、開業経験があり、できれば事業を軌道に乗せたことがある人であるべきだと私は思います。

では次の理由を見てみましょう。


その人は、目指す人か?

私は、人に助言やアドバイスを求めるとき、「自分はその人のようになりたいか」、「自分が目指している姿はこの人なのだろうか」と自分に聞くようにしています。その人が、自分の目指す人であるなら、助言やアドバイスを聞くのもいいでしょう。しかし、その相談した人が、例えばあなたが目指す姿と、正反対なほどに遠いのであれば、私はその人の意見を聞く必要はないと思います。

エネルギーを向ける先が違うよ

あなたは誰が何を言ったからといって、開業意欲を無くしてしまっている場合ではありません。あなたがするべきなのは、「できない理由を探す」ことではなく、「できる理由を探すこと」なのです。

誰かが「◯◯の理由で失敗する」とか、「◯◯のだから無理だ」と言ってくれたとしたら、それは喜ぶべきことです。原因を取り除いていくヒントを与えてくれているのです。前向きに考えましょう。



以上、起業家のあなたが開業するにあたり、ほかの人の言葉で落胆する必要がない理由を、幾つか挙げてみました。私たちエンジェルは、資金や知識の提供には関係なく、あなたのような起業家が増えてくれることを、とても嬉しく思っています。

是非、あなたがせっかく考えた開業計画を、もっと洗練されたものにして、いつか、そのお店を開業されることを楽しみにしていますよ。頑張って下さいね!


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